コロナのワクチンの進歩状況が気になる方必見!ワクチンはいつできる?

By 管理者

今年大流行した新型コロナウイルスですが、そのワクチンはまだ完成には至っていません。

一体いつになったら完成するのか気になる方は多いのではないでしょうか。

今回の記事では、ワクチンとは何かということを解説し、そしてコロナワクチンの開発とその展望について解説します。


□ワクチンとは

そもそも、ワクチンがどのようなものかご存じでしょうか。

ここでワクチンの基礎知識をしっかり理解しておきましょう。

人間の体は、ウイルスが侵入してきたときに、ウイルスから体を守るために体温を上げる仕組みを持っています。

インフルエンザにかかって高熱が出たという経験のある方は多いのではないでしょうか。

熱が出る理由は、体温を上げてウイルスの体内での活動を低下させるためです。

人間の体は、体温を上げることでウイルスの増殖を防ごうとする仕組みを持っているのです。

このように、ウイルスを攻撃する体の仕組みを免疫と言います。

外国人の方も、免疫という言葉は聞き馴染みがあるのではないでしょうか。

ウイルスに感染すると、ウイルスを攻撃する免疫システムがウイルスを攻撃してくれます。

そのため、本物のウイルスが入ってくる前にわざとワクチンで偽のウイルスを作り、感染したと思わせて免疫システムを作っておくのです。


□新型コロナウイルスのワクチンの接種について

ここでは、今年大流行した新型コロナウイルスのワクチンについて解説します。

コロナのワクチンがいつ完成するのか気になる方は多いのではないでしょうか。

通常、ワクチンの開発には最低4年から5年かかりますが、各国、各メーカーが全力でコロナワクチンの研究開発に勤しんでいます。

通常の許認可手続きを早める緊急措置があり、核酸型ワクチンであれば大量生産の課題がかなり楽になるでしょう。

しかし、コロナウイルスのワクチンを通常かかる4、5年よりも早く完成させることは簡単ではありません。

不確定要素はまだ多く、ワクチン開発には安全性、有効性の問題をクリアする必要があります。

まず安全性についてですが、本来ウイルスから身を守る抗体がウイルス感染を促進させ、重病を引き起こすADEという怖い現象があります。

また、有効性の問題についても考える必要があります。

しかし、有効性と言われてもあまりよく分からないという方は多いのではないでしょうか。

実は、抗体検査が陽性だとしてもコロナにかかる可能性はあります。

そのため、アメリカのFDAは抗体ができるかどうかではなく発病予防を見ることを認可の基準とし、50パーセント以上の有効性を求めています。

50パーセントの有効性があれば、半年ワクチンの効力があると言われています。

50パーセントだと1年も効力がもたないことに、残念に思う方はいるのではないでしょうか。

しかし、有効性にはさらに大きな問題があります。

それは、治験対象である若年層には効力があっても、重症化しやすい高齢者にも効くのかどうかという問題です。

もし万が一高齢者に効かなかった場合、治療法がない中でそのリスクが取れるのかという心配がありますね。

このように、ワクチン開発には無視できない安全性、有効性の問題があるため、良いワクチンを早く完成させるのはそう簡単ではありません。


□まとめ

今回はワクチンの基礎知識と、新型コロナウイルスのワクチン開発における問題について解説しました。

コロナのワクチンは早く完成してほしいですが、安全性、有効性の問題があるためそう簡単ではないかもしれませんね。

ワクチンが早く完成することを願いつつ、自分でできる感染予防を徹底しましょう。


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